災害関連情報:現地救護センターの活動 – 仙南地区動物救護センター

現地救護センターの活動

仙南地区動物救護センター

避難所への同行避難の様子(山元町)

被災動物相談会の様子(山元町)

3月19日〜4月2日に研究会・日小獣・法人・動物病院・製薬会社などよりヒト用食料・イヌネコ用療法食・動物用医薬品・動物飼育用資材など6回にわたってトラックなどで到着した。ただちに山元町・亘理町・角田市・柴田町・川崎町・白石市へ届けた。被災地への巡回指導は3月21日より実施した。ガソリンの確保が困難な中、被災地まで片道40〜50分を要する避難所の同行避難動物の把握と生活状況を聞き取り、支援物資を配布して回った。r避難所の中でいっしょに生活できる所、車の中で飼育せざるを得ない所、外につないでいる所、避難所には連れて来れずそのまま放置してきた人達、エサだけを与えに毎日壊れた家に通う人達、行方不明のイヌネコを捜す人達、飼い主不明のイヌネコを預かっている人達、同行避難できずに知り合いに預けた人達」色々なケースがあった。4月3日になってようやく山元町山下駅周辺に入ることが出来るようになり、動物の探索を実施した。山元町坂元駅周辺は駅も線路も周辺の家々も跡形も無く消えていた。4月29日には山元町役場前にて獣医師7名、アシスタント3名による「ペットに関する相談会」を開催した。8月以降は仮設住宅の移動に伴う巡回指導を実施した。また、震災セミナーとして「人と動物のかかわり研究会」に参加した。