宮城県獣医師会のホームページをご覧いただき、大変ありがとうございます。
宮城県獣医師会には約400人の獣医師会員がおり、各会員は獣医師でなければできない様々な分野で、大切な役割を担い、活躍しています。
一般の方々の獣医師に対する認識の多くは「動物のお医者さん」。そう、「動物の病気を治す、人のお医者さんみたいなひと」というイメージが強いかもしれません。都市部では「ペットクリニックの先生」、畜産農家では「牛、豚の獣医さん」だったり「家畜保健所の先生だったり。しかし、実際には、獣医師は驚くほど広い分野で活躍している、動物に関わる国家資格免許を唯一取得している専門的科学者でもあります。その仕事の多様さは、このホームページでは、「獣医師の職場」のタブで、五つの分野(農林水産分野・公衆衛生分野・小動物臨床分野・動物愛護分野・医学・学校教育分野)に分けて紹介しています。是非、クリックしてご覧になってみてください。
その様々な職域の宮城県の獣医師の先生たちが、社会のためにいっしょに貢献しようと集ったのが、宮城県獣医師会です。歴史的には、昭和2年に創設され、当時あった仙台市と県内7郡部の「獣医会が、宮城県の認可を得て、統合する形で活動を開始したことに始まります。こうして誕生した獣医師会は「社団法人宮城県獣医師会」として長年活動しましたが、現在は法律の改正に伴って平成25年から「公益社団法人宮城県獣医師会」となり、より積極的に社会貢献を担う組織へと改編しています。
宮城県獣医師会が現在、取り組んでいる事業のほんの一例をご紹介します。
まず、犬の狂犬病予防注射事業です。狂犬病は人にとって、命に直接関わる脅威となる人畜共通感染症です。狂犬病予防法で国が定めた、絶対に防御しなければならない伝染病です。是非このホームページの「狂犬病予防注射情報」のタブ でご覧になってみてください。もうひとつ、ひとの暮らしに大きく関わりを持つ、動物たちへの知識と認識の共有を図るための動物愛護事業です。「しつけ」「行動学」「同行避難」「病気」「慰霊」などのキーワードで事業の種類は多様ですが、その都度ホームページでご紹介していますので、「お知らせ」のスペースの「一般」欄にご注意ください。殊に毎年9月の「どうぶつフェスティバル in Miyagiや継続事業の「緊急災害時ボランティア認定事業」などの他、多くの皆さんの参加を期待し、お待ちしている事業があります。
宮城県の「動物たちのお医者さん」が集結した科学者集団の宮城県獣医師会は、いつも「人と動物たちの健康な暮らし」を守るために、そして「安全で安心な豊かな暮らし」を守るために、関係する多くの団体、行政などと協力して、今日も活動しています。
公益社団法人 宮城県獣医師会